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ブログ - 20191022のエントリ

金鳥急に、玉兎速やかなり

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2019/10/22 15:57

金烏急玉兎速 

(金烏(きんう)(きゅう)に、玉兎(ぎょくと)(すみや)かなり)

   中国には古昔(こじゃく)から、太陽には三本足の(からす)が棲み、月には(うさぎ)が棲んでいるという伝説があった。それに基づいて、太陽を金烏、月を玉兎という別称が生まれた。ここにいう「金烏」は太陽・日を意味し、「玉兎」は月をさしている。したがって「金烏急玉兎速――金烏急に 玉兎速かなり」とは、「日月(じつげつ)の歩みは急速である、月日(つきひ)のたつのは速い」ということで、「光陰如箭――

光陰 ()の如し」あるいは「歳月不待人――歳月(さいげつ) 人を待たず」と同義である。また(ちぢ)めて「烏兎(うと)匆々(そうそう)」ということもある。

なお一般に「金烏急玉兎速」の出拠(しゅっきょ)は『碧巌録(へきがんろく)』の第十二の「洞山麻三(とうさんまさんぎん)

の則に添えた雪竇(せっちょう)重顕(じゅうけん)(じゅ)だとされている。雪竇の頌の冒頭にこの句のあることは確かであるが、しかしここでの雪竇の(はら)は「光陰匆々」にあるので

はなく、洞山(とうさん)守初(しゅそ)和尚の応対の急切迅速であることを(たた)えるのにあったこと

を、老婆心ながら申し添えておこう。禅者の解釈は、その時と場合によって、

さまざまであることを知っておく必要がある。

 (芳賀幸四郎著 新版一行物 ―禅語の茶掛― 下巻より)

                   


漢代の壁画。右が火烏(三足烏)

(注解)

碧巌録(へきがんろく):宋時代(1125年)に編集された中国の仏教書。

禅門第一の書といわれ、特に臨済宗において尊重される、代表的な公案集。碧巌集とも呼ばれる。

洞山守初(とうさん しゅそ:910-990):中国の禅僧。雲門禅師の法嗣。

「洞山麻三斤」:洞山和尚に一人の僧が問うた。「如何なるか是れ仏」

 山云く、「麻三斤」。

 雪竇重顕(せっちょう じゅうけん:980-1052):中国の北禅僧。

金烏玉兎(きんう ぎょくと):太陽と月。転じて、歳月。 

烏兎匆匆(うとそうそう):歳月のあわただしく過ぎ去るたとえ。

「匆匆」は手紙文の末尾に添える「早早」と同じ意味。

 頌(じゅ):偈():偈頌(げじゅ):仏徳を賛嘆し教理を述べたもの。また、

それに準じて、仏教の真理を詩の形で述べたもの。

  
 

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みえ四日市禅会秋の参禅会ご報告
 
R元年9/28()~29日()の会期で三重県津市久居新町10583、人間禅津久居道場 日本文化研修道場にて、人間禅師家金剛庵要道老師を拝請して、田中太玄禅会長、小川韶春副禅会長による坐り方、数息観の仕方とその効果、坐禅の効用、また今回は書道講座として、日本習字たいこう教室奥野蘭泉先生による子供達も参加しての、書道体験教室が開催されました。
親子3組と子供一人、三重大学学生一人が参加、10時に集合して、先ずは柔軟体操で股関節等柔らかくほぐし、坐禅を組んだ経験のない参加者に坐り方から指導、坐る時間も子供にあわせ10分からスタート。
 
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その後、子供たちは宿題や各自の課題を学習し、昼食。

昼食時は僧堂や人間禅伝統の作法通り、行持三昧で、布巾に包まれた食器一組を前に、食前の文、食畢の偈を見よう見まねで合掌、大声で唱える参加者。
しかし、残念ながら、慣れない子供達はカメラを向けるとお茶ら化()
午後、子供たちは、習字体験教室、大人は、坐禅、参禅体験となりました。

坐禅というと、この地方では、福井の曹洞宗本山の永平寺へお参りに行って、僧堂の拝観のついでに、僧侶の後方で十二、三分体験してきたとか、お寺の長男が住職の資格を取るために、一二年本山に籠るとかいう話が通例、最近はビデオや動画での通信教育もあるとか、特殊な修行のような風潮がありますが、人間禅は江戸後期、明治維新の時代の維新の三舟(親子鷹で有名な海軍初代大臣・勝海舟、槍の名手・高橋伊勢守泥舟、剣道無刀流開祖で在家の禅の会・鎌倉円覚寺管長今北洪川禅師を拝請して両忘会を創始した禅者・山岡鉄舟居士)と言われる維新の英傑に遡る、一般社会人のための、人間形成を図る坐禅の修行で、始めは大いに効果、効能を狙って数息観、坐禅、公案工夫・参禅などに勤しむのですが、行く末には世のため、世界のために大樹・蔭涼樹(おんりょうじゅ)になるという人を育てたいー成りたいと願っています。

大志をもつ、初心の方、大歓迎です!!

初一歩は、誰にでもできる、簡単な日常生活改善トレーニング、つまり、自分の呼吸を整え、数える、単純な行(ぎょう)、そして、集中して坐る、みんなで坐れば、三昧力向上は請け合いです、是非ご一緒に習慣の一つに取り入れてみませんか?


平日は水曜19:00~20:30、

日曜6時半~8時まで、週例静坐会を当道場で開催しています。
ご参加、お待ちしています
 
 

 
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