メインメニュー
ブログ カレンダー
« « 2019 8月 » »
28 29 30 31 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ一覧

ブログ - 20190812のエントリ

『あけぼの』第5号  
平成105
人間禅教団 婦人部
 
婦人部(現・女性部) 今日このごろ

 21世紀に寄せる《女いでよ 強く美し 木木芽吹く》ていきたいと思う。

     緝熙庵老禅子遺稿集「あけぼの」より  

 房総 内田慧純
1.地域婦人とのふれあい
 平成9年度の婦人部地区集会は、北海地区は北越支部が担当され、関東地区は板東支部が、関西地区は関西支部が、九州地区は鎮西支部が担当されて開催。
 それぞれ、どの地区でも、担当支部の禅子が中核となり、地区内の禅子が協力して、非常な努力を傾けられたお蔭で盛会裡に終了した。また、蔭ながら支援を惜しまれなかった担当支部の支部長をはじめ居士の方々のお力も極めて大きかった。併せて厚くお礼申上げたい。詳細は、担当禅子より『あけぼの』第5号の誌上にて報告される予定である。
 今年の特長は、どの地区でも、40名から60名が会場を埋め、活気にあふれていた。地域の一般婦人が大勢集まってこられ、これには本当に驚いた。嬉しく有難いことであった。同時に、担当の禅子を中心に皆さんがあたたかい絆で結ばれていることが肌で感じられ、禅子の力の大きさに、さすがと思った。
 平素、地域婦人との細やかなふれあいがあって、しっかりとした人間関係がつくられている。そして、信頼され、敬愛されているからこそ、一般に、いわば婦人とは縁遠く、かた苦しい禅の会への誘いに応じられたのだと思う。そこには永年培った共通の生活、共通の苦楽をもった者同志の友情と連帯が感じられた。これは地域に暮らす婦人ならではのもの。会社・企業中心に暮らす男性はとても及ばない。
 幼稚園の送り迎えから始まり、PTAの集まり、地域婦人会、お茶などの趣味の会、ボランティアサークルと数えれば、地域に根ざす婦人の集まりは、意外と大きな広がりをもっている。大都会に住む人々も同様結びつく機会はあっても集合離散が激しいが、地方都市では、それが幼い時の学友関係まで生きている。
 もちろん、このような縁故者の勧誘ばかりでなく、新聞・公報などの利用も熱心にされたことと思う。不特定の人々への誘いは、平素、坐禅道場の存在、行事案内などの情報の普及が不可欠である。立看板やポスターをみていて、ふとした契機で道場を訪れる人もある。いつも新聞案内をみて、一度訪ねたいと思っていて、子育てが一段落してようやく来ることができたという人、中には私はとても禅などはできないが、やっている人には憧れるという人もある。
 禅はよくわからないが、何か勝れるものがあるらしいと、潜在的に禅に関心をもっている人が案外多いものである。広報を気長にやることはとても大切だ。しかし広報だけでは、なかなか人は集まらず主催者としては心をくだくところである。少数でも結構、志のある人々を誘いたいと思いながらも、一人でも多くと願うのも人情。私は今年度四地区集会に参加して、まざまざと禅子の努力とその影響力を実感した。組織的にではなく、50人も人を集めることは容易ではない。地域の人とのふれあいを大切にしてこられた結果だと感銘した。

もちろん、集まられた一般の婦人方が、さらに禅に関心をよせ、今後も継続されるか、その予測はできないが、折角ご縁があった方々をぜひ大切にして、折ある毎に声をかけて頂きたいものである。 


 
2.これらの婦人部活動
 婦人部ができてから5年を経た。地区婦人集会もそれぞれ地区内の支部を一巡して順調に推移した。原点に帰って婦人部のあり方を考えてみることも必要と思われる。
 『あけぼの』第3号に、婦人地区集会のもつ意義について、①禅子間の交流を通しての相互理解とはげまし合い、②集会を主催すること、運営の苦労をすることによって、いよいよ本格の修行する力をつけていく、③新しく参加する方々を誘いお世話する。婦人の禅への関心をたかめ、仲間をふやしていく、④男女相互に修行することを目指すため、団員居士婦人を誘って、禅への理解を求めていく。この四つの側面に焦点をあてて述べた。改めて読んでみると、婦人集会のみならず婦人部活動の今後の指針となると思われるが如何だろうか。ぜひ読みかえして頂き意見を述べてほしいと思う。
 今後の婦人部とくに集会について、このごろ私の考える二・三の事をあげてみたい。これらについても総会などで検討して頂きたい。
 例えば、①まだ数回の経験ではあるが、婦人部の地区集会を実施して、担当支部禅子の人知れずの苦労、その大きなエネルギーに見合った成果が得られたか、プラスマイナスの評価を検証してみたい。どの点を伸ばし、どの点を改善すればよいか、②総務婦人部によらず、地区内禅子の輔教師を中心に法話・講話を取り入れる。昨年の関西のように、外部より先進的に活動している婦人を招き、討論会をもち、禅子の視野を拡げる試みをする。③地区が広いところでは、一箇所に集まらないで単独に婦人のあつまりをもつ。現に、地区集会とは別に岡山で蓮華庵が「東山会」を主催されて多年にわたって主婦層に布教してこられた。熊本では、毎年独自に「禅と茶の集い」を開かれ盛会をみている。房総では21世紀にむけて「女性の生き方を考える会」を最近立ち上げつつある。
 もちろん、情報が届かず知られていなくも、禅子が働きかけて婦人の禅への誘いが行われているかも知れない。とにかく婦人部活動が積極的・自主的に多様化しつつ推進されることはたいへん望ましいと思われる。
 平成9年度の婦人部の活動を経験して、21世紀目前の10年度はますます元気を出し
ていきたいと思う。またまた鈴木真砂女の句
   21世紀に寄せる《女いでよ 強く美し 木木芽吹く》ていきたいと思う。
 
 

 
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (19)