メインメニュー
ブログ カレンダー
« « 2019 6月 » »
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 1 2 3 4 5 6
カテゴリ一覧

ブログ - 201906のエントリ

禅フロンテイアのご案内

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2019/6/30 13:16
 
禅フロンテイア日本文化研修道場
禅の再創造
R..20 第71回 町田宗鳳和尚のありがとう禅 — 
町田宗鳳(まちだそうほう)1950 年京都市生まれ。14 歳の時、大徳寺に入って修行僧となり 20 年を 過す。34 歳で寺を離れ、渡米。ハーバート大学神学部で修士号、ペンシルバニア大学で哲学博士号を取 得する。研究分野は比較宗教学・比較文明論。プリンストン大学助教授、国立シンガポール大学準教授、 東京外語大学教授、広島大学大学院教授、国際教養大学客員教授などを経て、現在広島大学名誉教授。 著書は『法然』(法蔵館)、『人類は宗教に勝てるか』(NHKブックス)。『「ありがとう禅」が世 界を変える』(春秋社)、『こころと体が軽くなる「ありがとう禅」』(角川学芸出版)他多数。
町田宗鳳和尚は、NHK教育テレビの「こころの時代」に出演され たことがある。その経歴をみれば驚くことばかりである。NHK出演 時は東京外国語大学教授、現在は広島大学名誉教授で専門は比較宗教 学・比較文明論である。京都出身で、14歳のとき、自らの意志で大 徳寺に入り、7年を小僧として、13年を雲水として過ごした。その 後、アメリカに渡り、ハーバート大学神学部で修士号、ペンシルベニ ア大学東洋学部で博士号を取得し、プリンストンで助教授を務めた。 日本語や英語の著書は現在約 50 冊ある。その幅広い知識とともに壮絶ともいえる人生経験は 一つの方向性をもって結実している。現在は、富士山を望む風光明美な御殿場にある無宗派の 寺院「ありがとう寺」に本拠地を置き、ご自身が創始された「ありがとう禅」の普及に東奔西 走されている。 先生は、長い専門僧堂のご経験を持ち、また大学で教鞭をとる研究者である。法然や一休に ついては専門家である。尚且つ従来の禅の伝統を打破せんとする改革者である。既存の組織に 寄りかかる事勿れ主義とは別格の独立した意識によって世に訴えている。 人間禅は、発足以来 71 周年を迎え、公案と数息観の両輪を基本にした伝統の修行を踏まえ つつも、大衆化へ向けた新たな脱却もめざしている。「ありがとう禅」は全く伝統を解体した 上で、町田先生の独自の考えに基づいて創造された方法である。本日は、この「ありがとう禅」 とは何か、その意義を深く探るとともに、どのような考え方の経緯をたどってこの結果に行き 着いたのかをお伺いし、その理解を深めるとともに現代における課題についても迫っていきたい。
【日 時】  令和1年7月20日(土) 午後 2:30            
  午後 3:00~4:45  フォーラム 午後 5:00~6:15  禅(老師と面談の時間もあります) 【費 用】 ,000円(一般) 【場 所】 人間禅擇木禅道場 日暮里駅南口徒歩3分 東京都台東区谷中 7-10-10 TEL/FAX0338237647 【連絡先】 ホームページ zenfrontier.org からお申し込み願います。お気軽にご質問くださいませ。 代表  杉山呼龍    携帯 090-1212-1810  PC アドレス sugitt78787n@gmail.com

 

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (16)

三重禅会7月の予定

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2019/6/30 10:47

 三重禅会令和元年度予定

人づくりと坐禅の効用・動く禅、講演と実習三重禅会7月の予定

 

令和元年626()30()


会場:三重県津市久居新町1058-3 津久居道場
(近鉄久居駅から徒歩10分弱)
費用:会費=500円、宿泊=500円、食費=一食300

以上の会期の摂心会は無魔円了しました。

今後の三重禅会のスケジュールは下記の通りとなっております。
詳細スケジュールは後日ご案内させて頂きます。
お車でお越しの際は、あらかじめお知らせ下さい。

初心の方大歓迎!!


 
摂心会(本格坐禅体験会)

令和元年731()84()
令和元年1218()22()
令和2325()29()
 
参禅会
令和元年928()29()
令和2125()26()
令和2418()19()
 

 

 

 

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (34)

坐禅の修行によって転迷開悟の実を挙げ、「立教の主旨」について

 
次に「立教の主旨」は、第二として「我がそうぎゃ人間禅は、坐禅の修行によって転迷開悟の実を挙げ、仏祖の慧命を永遠に進展せしめる」としている。これは、第一に掲げられた前述の目標を達成するために、如何なる道を選ぶかという具体的な道の選択を述べたものである
 いうまでもなく、「我がそうぎゃ人間禅」の選ぶ道は、祖師禅を基盤とする人間形成の禅の道である。
 祖師禅は、釈迦牟尼仏の開示した慧命を、仏々祖々一器の水を一器に移すように滴々相承し来たったもので、達磨大師の一枚看板の直人心見性成仏の道といってよい。
 四句誓願では、煩悩無尽誓願断の次に、その目標を実現するための学道(道)として法門無量誓願学をあげ、最後に無量の法門を究極まで学びきわめせしめる無二亦無三(むにやくむさんー二もなく三も無い)の道として仏道をあげ、仏道無上誓願成としている。
 ここにいう仏道とは、宗門によって異なった理解がなされうるが、一般的にいえば{法華経}の開示した一仏乗の道であり、その一仏乗の内実がわれわれにとっては「直人心見性成仏」の禅道である。
「立教の主旨」では、これを「坐禅の修行によって」といい、「転迷開悟の実をあげ」と述べている。
 元来禅門の修行は、坐禅を離れてはあり得ない。仏教の法理がどんなに深く理解されていても坐禅の行道の裏づけのないものは、禅ではない。
 古人が「法の深浅を選ばず、修行の真偽を弁(わきま)うべし」としているゆえんである。
禅は単なる信仰や思想や道徳ではないのである。
しかもその坐禅は、単なる個人の静坐ではなく、仏々祖々が滴々相承し来たった慧命に参ずることによって、五慾七情の煩悩具足の身がそのまま転迷開悟されて「見性成仏を証する」祖師禅の弁道なのである。
そこには、正脈の法統によって裏付けられない単なる個人的修養としての坐禅とは本質的に異なった内容がある。
 古来、嗣法ということがやかましくいわれるゆえんである。
 禅門が特に他の宗門にすぐれているのは、修行者の境涯の深浅邪正を鑑別できる生きた人間が師家として存在し、しかもその証明の内容が個人免許ではなく
滴々相承の仏祖の慧命によって裏付けられているからである。
 どんなに信仰や修法(修行方法)がすぐれていても、それを信じて修法する当の人物がほんものでなければ画餅に堕せざるを得ない。問題は、ひとり一人の信の内容の真偽を鑑別して、根拠のある証を与えうるかどうかである。(次は「仏祖の慧命を永遠に進展せしめる」について)(要道)

 
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (14)

人間禅東海の皆さま

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2019/6/29 10:50

人間禅東海皆さま
雨後の緑が目に鮮やかな季節です。
皆さまにおかれましては、
お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて、7月4日(木)から7日(日)まで、本部道場で開催する「茶禅一味の会」につきまして、ご案内申し上げます。期間中、5つの呈茶席と3つの講演を予定しております。
呈茶:7/5(金)午前・午後、7/6(土)午前・午後、7/7(日)午前
(表千家・裏千家・有楽流・速見流・石洲流・日本茶道学会)
講演:7/5(金)午後7時より「茶掛け」 講師:慧日庵笠倉玉溪老禅子
講演:7/5(金)午後4時より『式正織部流』 講師:松本瑞勝先生
講演:7/6(土)午後8時より『茶禅一味』 講師:名誉総裁 葆光庵丸川春潭老師
お知り合いの方に広くお声がけをいただき、
「茶禅一味の会」にご参加くださいますようお願い申し上げます。受付は、随時いたします。
チラシを添付しますので下記いずれかの方法でお申し込みください。
電話 047-373-7572  FAX 047-373-7561
ホームページ http://keiyo.ningenzen.jp/
mail okino.tomohisa@gmail.com (沖野元禮)
    ryoreiran@gmail.com (佐藤妙珠)
以上、よろしくお願いいたします。
合掌 茶道部担当総務 佐藤妙珠 九拝
(代筆 中央支部 張替剣外 九拝)
 
 

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (29)

苦楽の次元を超えた楽・立教の主旨について

 苦楽の次元を超えた楽・「立教の主旨」について


通常 社会では一般に自利と利他の二つは分離され、利己主義の一辺倒とか利他主義の一辺倒が主張される場合が多いが、このような価値観は、如是法の「まこと」を踏まえず基本的に誤謬を犯しているといえる。その営み自身は、人間形成の道として本来的に帰一し蘇ることはない。
 「立教の主旨」に即していえば、「ほんとうの人生を味わう」ということと、「世界楽土を建設する」ということとは、不二一如である。前者を欠いては後者は成り立たず、又後者を志向しないで前者の実現はない。
 「本当の人生を味わう」とは、一体如何なることであろうか?これは、人間形成の修行の境涯に深くかかわっているので、内容的にはここで示し得ないが、人間は誰でもこの世に生を享けて真実の楽しみを願わないものはないであろう。
 真実の楽しみは、苦しみを避けて得られるものではない。
人生は受苦といわれるが、その苦しみを人間形成の道の中で正しく受けとめ、噛みしめ味わうことによってこそ初めて得られる。したがってそれは、苦に
対する楽ではなく、苦楽の次元を越えた楽なのである。われわれはこれを「本当の人生を味わう」と表現している。
 すべての人類の目指すべき世界楽土の建設は、この本当の人生を味わうという人間形成の道を離れて実現されることはないのである。
 次に「世界楽土」といわれる内容であるが、これも人間形成の修行の境涯にかかわるものでその内実(内容本質)は今ここに示しようがないが、それは決して頭の中で描かれるようなこの世間を離れた清浄な天国の如きものではない。否、この対立抗争、汚濁に満ちた現実の娑婆の業の深い醜いすがたそのままが、本面目を悟得することによって一転荘厳されるべきものでなければならない。
 正しい教えによる人間形成の道以外にこれをもたらすことは出来ないゆえんである。
「立教の主旨」は、かくて第一に、すべての思想・信仰の枠に先立ち、凡そ人間である限り護持しなければならない「信」を示し、その内容である人類の「まこと」として、「自利利他の願輪を廻らして本当の人生を味わいつつ世界楽土を建設する」という目的を打出したのである。
 禅門も、他の道とともに一つの道として、これによって基礎づけられた、特別な例外というわけではない。
 つまり、禅についての位置づけにおいて転換がなされたといったのは、以上の意味においてであり、そこに従来の禅の伝統になかった新しい宗旨が建てられたといえるのである。(次は立教の主旨第二段へ)(要道)
 

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (27)

自利利他の願輪を廻らして、{人間禅・立教の主旨}について
人間は、時と所とを問わず、その思想・信仰の内容を問わず、真実たらんとすれば常にまことの心を手放さないということ、それが人間としての不動の原則でなければならない。
 「まこと」というものが、人為的な造作や枠組みを超えて、大自然を一貫する如是法から発するもので、個人や階級・国家・民族などにおける思想・信仰の如何ともすることのできない真理だから、それを否定し、それに逆らうことは、本来の自己そのものの否定に連なる。
 人間の信とは、純一にその「まこと」を護り貫ぬこうとする「まごころ」であり、「道心」である。
 如何なる国において、如何なる職を選び、如何なる思想・信仰の道を歩むのも、常に必ずまごころというものをすべての基盤に据えなければならないということは、共通し一貫して変わってはならない。
 キリスト教の道や無神論の道を選ぶ者も区別はないはずである。

人間禅の「立教の主旨」は、先ず仏教や禅という枠を初めに出さず、すべての立場が共通に護持すべき「信」というものを第一に示した。

そのような「信」の内容をなす「まごころ」とは、最も始源的には人間の心から発する真実の願いである。

仏教各宗派を通じて唱えられている四句誓願は、そのような願を表現したもので、仏の教えを奉ずるすべてに共通する願であり、人間の心の本来の願として、「通願」といわれ、又「素願」といわれる。

人間は、その営む事業が何であろうと、まことを基盤とする限り、この願をその初めに据えこれを一貫して転じてゆかなければならない。

われわれは、この行を「人間形成の道」というのである。

この願の内容についてみると、それは自利と利他の両面をもっているが、がんらいこの両面は不二一如であり、わかちがたく結びついているのがその実相である。

「立教の主旨」では、「自利利他の願輪」といっている。

四句誓願では、始めに衆生無辺誓願度と、「利他」の面をあげ、次にそれを実現する道として脚下照顧の煩悩無尽誓願断の「自利」をあげている。
「立教の主旨」では、ここをより具体的に「本当の人生を味わいつつ世界楽土を建設する」としているのである。(つづく)(要道)


  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (35)
知多禅会参禅会(本格坐禅体験会)
画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、家、屋外、自然 

日時;7月1(月・祝日)16;001火曜)12;00
会場;大宝寺 もくれん会館(南知多町 内海大名切36  TEL 0569-62-0355

大宝寺様は南知多インターからほど近い木蓮の有名なお寺です。木蓮の時期は過ぎましたが緑豊かな静かな場所にあります。
平日の一泊、また名古屋摂心会の前ではありますが是非ご参加下さい。
初心の方大歓迎!!
お問合せ先
090-9905-3478(河口)
ML
ホームページ: https://www.freeml.com/horado-zen-clu

https://ad.atown.jp/adserver/cp?sid=85f37&did=6d1a&emid=&u1
タイムスケジュール
715
16:00 静坐 17:00 参禅
17:30 夕食 18:15 静坐 19:00 参禅
19:30 静坐 20:30 参禅 終了後ミニ懇親会
716
5:00 起床 5:30 静坐 6:30 参禅
7:00 食事 8:30 作務 10:30 静坐 11:30 参禅
12:00 昼食 14:00 作務15:30 静坐 16:30 参禅 17:00 円了 片付け 18:30 反省会(場所移動)
 

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (29)
 豊橋禅会摂心会(本格坐禅体験会)開催のお知らせ 
人間禅豊橋禅会では令和元年第1回豊橋摂心会(本格坐禅体験会)を開催することになりました。一般社会では単なる座禅会と認識されていますが、臨済宗の正脈の師家を拝請して、参禅し古来からの公案によって転迷開悟を図ることができる摂心会(本格坐禅体験会)は、三河、浜松、静岡地区ではこの
人間禅豊橋禅会のみです。老若男女、学生さんからお年寄りまで、座禅は初めてという方にも親切にレクチャー致しますのでお気軽にご参加お待ち申し上げます
初心の方大歓迎!!豊橋本格坐禅体験会のお知らせ
【日時】令和元年7月11日(木)13時~同月15日15時
【場所】金西寺 豊橋市下条東町古城82(ファミリマート下条東町店徒歩5)

師家葆光庵丸川春潭名誉総裁老師
日課】  11日()
13:00  集合・準備作務
17:30  食事 18:00 一般集合
18:30 老師入山19:30  結成茶礼
21:00  参禅  22:00  開枕
 12日()~13日()
5:00 起床 5:30 静座
6:30 参禅 7:00 お茶
8:30 作務 10:30静座
11:30参禅 12:00昼食
14:00作務 16:30静座
17:30参禅 18:00夕食
19:30提唱 21:00講後参禅 22:00開枕    
14日()
14:15講演会開始 15:30講演会終了
17:30老師面談  19:00懇親会22:00開枕   
15日() 午前中は、13日と変わらず。 
12:00円了茶礼 12:30昼食 
13:00老師ご下山 13:30片付け 15:00解散       
【講演会】名誉総裁老師講演
「チェンジ ユー」
お問合せ先・申込み; 
電話090-5452-3534(中居心法)
メール hyougemono1582@docomo.ne.jp

 
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (37)

支部禅会について

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2019/6/26 10:30

人間禅支部、禅会、座禅会について

宗教法人「人間禅」施行細則
支部・禅会・座禅会設立及び降格の要覧の改定の原案
 
第11条 変更前
支部を設立しようとする場合は、有志15名以上の連署を以って、将来の支部設立を目指した禅会を設立しようとする場合は、有志8名以上の連署を以って、将来の禅会を目指した座禅会を設立しようとする場合は、有志5名以上(但し、地元の参禅者4名以上)の連署を以って、第4号書式によって常任法務会に申し出る。但し禅会は準支部扱いとする。
常任法務会は、意見を添えて総裁に願い出て許可を受けるものとする。
上記の禅会及び座禅会は、3年を目途に支部設立及び禅会設立の見通しが得られない場合は、禅会から座禅会になり、座禅会は解散するのを原則とする。
 
変更後
支部を設立しようとする場合は、有志15名以上(内会計人員10名以上)の連署を以って、将来の支部設立を目指した禅会を設立しようとする場合は、有志8名以上(内会計人員5名以上)の連署を以って、将来の禅会を目指した座禅会を設立しようとする場合は、有志5名以上(内会計人員3名以上)の連署を以って、第4号書式によって常任法務会に申し出る。但し禅会は準支部扱いとする。
尚、支部は会計人員10名を切ったら禅会に、禅会は会計人員5名を切ったら座禅会に、座禅会は会計人員3名を切ったら静座会に、原則それぞれ降格する。静座会には師家は派遣しない。
 

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (34)
人間禅六十周年記念誌より「立教の主旨」について
人間禅の歴史的意義といえば、極めて多面的な内容をもっていますが、概括的に大別して次の三点に集約できます。
 〇 第一は、人間禅創立の本質的内容をなす「立教の精神」、つまり「人間禅の精神」そのものにかかわるもので、仏々祖々滴々相承されてきた如是法の慧命(えみょうー智慧の命脈)が、現代という時代の現実にたいしてどのような宗旨として新しく開示表現されたかという「法輪」としての内容。
 〇 第二は、人間禅の精神を流通し、究極の眼目である世界楽土建設を図るために、従来の禅門の道を乗り越えて、合掌運動(布教と言い換えてもよいが、具体的には挨拶する際にお互いが合掌し合うこと。「人間形成と禅」では合掌運動として、1章が設けられている。)の新たな実践の方途を拓くことを目指す布教の形態に関するもの。
〇 第三は、人間禅が従来の寺院や僧侶の在り方と異なった新しい「そうぎゃ(僧伽)」を形成し、会員制度を確立して、修行上の工夫に関しても、「そうぎゃとしての人間禅」の財政的基礎や運営に関しても、合理的、民主的な組織にして、独立独歩の自律的体制をつくりあげるという、主として「食輪(じきりんー財政的経済的側面)」の内容に関する面。
 以上の三つの側面は、実は相互に関連しあって、切り離すことができないものであるので、「立教の主旨」に即しながらこれらを総合的にとらえ、且つ「立教の主旨」の意味するところの解明と歴史的意味について考えたいと思います。
「立教の主旨」は、「人間禅は、自利利他の願輪を廻らして本当の人生を味わいつつ、世界楽土を建設するのを目的とする。」と、立教の目的を明らかにしています。

 この第1条は一見何ら異色あるものとは思われないが、実はそこに禅の歴史の上からみて新しい宗旨が秘在している。

 元来、禅門の慣習では、伝法を宗旨の基本にして、伝法をすべてに先立って第一に挙げるのを原則としている。

 人間禅の前身、両忘協会の「立教主旨」は、第一条に「本協会は、釈迦牟尼仏を教主となし、達磨大師を宗祖とし、転命開悟を以って教旨となし、実参実証を以って法則となす」を掲げている。

 本会、人間禅の「立教の主旨」では、これが第二項に置かれ、その前に人間形成にもとづく世界楽土の建設があげられている。

 近代以前の旧い世界では、その視野は自国一国に限られ、思想・信仰が封建的な状況下にあった。

 近代ではその世界全体の開かれたすがたが開拓展開され、思想・信仰の一つ一つが、自己の絶対性を主張してすべての一元化を若し企てるとならば、互いに食うか食われるかの争い以外に選択肢はないことになる。国と国との間もエコノミックアニマルのぶつかり合いから、地球環境は破壊し放題、国際間格差はひらくばかりのグローバリズム、一大国中心主義入り乱れてのIT宇宙圏戦争となる。原水爆兵器の開発競争の現状においては、終には局地戦に始まり世界大戦を経て、人類を破滅に導く凄惨なブラックホールへの道である。

 この道を避け、世界に真の平和をもたらすためには、基本に「信」というものを確立して互いに他の立場を認めて、

全体の中で自己を抑制しあうようにしなければならない。

一一の思想・信仰が、自己の立場を譲り得ないとしても、自己のみを絶対視せず、自分と同じ状況にある他の立場の存在することを思い、それらが共に大自然の道の根源から発するものであることを認識して、共に真を競いながら共存して一なるものに向かって進むという「信」を確立しなければならない。

 その基盤をなすものは何かといえば、それは大自然の道の根源である「まこと」(誠)である。(つづく)(人間禅60周年記念誌より)

 
 

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (34)