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ブログ - 20190313のエントリ

利他は、吾我が残っていてはできない、坐禅の効用㉗
 利他の基本は「他に合掌する」ことであり、その基盤は色蘊空(しきうんくう)であり、仏教の根源と密接につながっています。
 すなわち「天地と我と同根 万物と我と一体」が肚に入っていてはじめて、他を我が面と見、自他の畔(あぜ)を切ることができるのです。
 この「天地と我と同根 万物と我と一体」には、ちょっぽけな吾我はいささかも入っていないのです。
 そして他に合掌するということにおいても同様であり、利他行(りたぎょう)の中にもいささかも吾我の意識が入っては利他行にならないのです。
 ちっぽけな自我が残った状態では、利他ができない、利他行に対して腰が引けてくるのです。
 ちっぽけな吾我が少しでも混じった利他では、その成果がすぐ気になったり、なかなか思ったように届かなかったりするとすぐ疲れたり厭になったりするものです。

また他に対する働きかけがどんどんできたとしても、ちっぽけな自我ががまざっていては、相手のほうが嫌がるものです。

(丸川雄浄著「坐禅の効用」より)

 

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