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ブログ - 20181016のエントリ

「LGBT・平等」と「禅」

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2018/10/16 20:19

LGBT平等
多様性を尊重し合う成熟した社会のために、宗教の見解を問う。

LGBT、性的なあり方についての対応は、人権に関わる喫緊の課題としてもはや取り組まないという選択肢はなく、むしろ世界的に見て日本はかなり遅れていると指摘を受けている。

2014年12月、オリンピック憲章「憲章の定める権利および自由は、人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国あるいは社会のルーツ、財産、出自やその他の身分など の理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない。」と性的指向による差別禁止が盛り込まれた。

これにより、日本はホスト国として失格の烙印を押されないように、また経済的にも企業はスポンサーになるためには人種、国籍、宗教、性別、性的指向、障がいの有無等による差別やハラスメントが排除されていなければならないことから真剣な取り組みが始まっている。

実際LGBTの割合は、人口の5~8%と相当に多く、学校、企業など人の多く集まるところでは確実に受けとめるべきなのである。

さて、この問題はどのような意味があるのだろうか。ひとつには、差別が単に人数の多い側から、少ない側への一方的な視点であるということへの根本的な反省である。それはあくまで多数派が運営する現行の社会体制において、「役に立つか」という視点からの判断を許しているという構造の見直しである。今、働き方改革と言われるように、もはや一律の仕事のやり方では今後立ち行かないと言われる中、どのような社会を作りたいのか、何をもって社会人の資格というのか、そもそも「役に立つ」とは何なのか、生命倫理、人権の側面から問題に踏み込む必要がある。

その意味で、特に宗教はその各視点によって発信していくことが望まれる。今回、浄土宗では教団を上げて取り組むと表明された。精神的に成熟の過渡期にある今、宗派は違うが、仏教はそもそも平等、生命倫理をどのように捉えるのか、共に考える場にしたいと思っている。

その点、今回は浄土宗、禅宗の考え方のおさらいにもなるフォーラムとしたい。

フォーラムの後は座禅の時間、人間禅の老師に禅の話を聞く時間も用意しています。
               

*工藤量導氏 大正大学大学院仏教学博士。専門は中国隋唐代の浄土教思想。著書『迦才『浄土論』と中国浄土教―凡夫化土往生説の思想形成―』(法藏館)、共著『それぞれのかがやき:LGBTを知る―極楽の蓮と六色の虹』(浄土宗綜合研究所)等。浄土宗総合研究所嘱託研究員、大正大学淑徳大学非常勤講師、青森教区本覚寺副住職、ホームレス支援ボランティア「社会慈業委員会ひとさじの会」理事
 

【時間】  <受付>午後 2:30 <フォーラム>午後 3:00~4:45 

<座禅>午後5:00~6:15  (老師とお話する時間含む)、茶話会 
  【費用】 2,000円 ※初めて座禅をされる方は指導料として別途 500 円(テキスト代含)。
  【場所】 人間禅擇木道場 日暮里駅南口徒歩3分

東京都台東区谷中7-10-10 TEL/ FAX:0338237647

【連絡先】HP zenfrontier.org からお申込み願います。お気軽にご質問くださいませ。笠倉玉溪 

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