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ブログ - 20171109のエントリ

 

擇木禅道場との出会い、周黄玉禅子講演(五)
 

幼いころは文化大革命の真っただ中で、身体面も含め、男子には寛容で女子には厳しく、挫折を繰り返してきた私にとって、日本との出会いは、希望を与えてくれました。

日本の自然や四季折々の表情だけではなく、交通の利便性や治安の良さは日本に育ってきた人々にとってはあたりまえのことかもしれませんが、他者との比較でみる私には、こころから憧れの存在でした。

しかし、一方で、身体に対する不安は相変わらず、極度の冷え性であった私は、友人の勧めで上海で行われている養生講座に参加し、その講義を聞きました。

少し説明しますと、養生は日本語で言う健康と置き換えて頂くと理解しやすいと思います。

養生講座では食事の改善や、その他にも身体に良い様々な話を聞くことができます。

その講座を主宰している先生が坐禅をするといいですよ、とアドバイスをしてくれました。

ベッドの上でも出来るから、毎日続けてみなさいと。私はそれから、毎日坐禅をすることにしました。

続けていくうちに、本当の坐禅に触れたくて、ネットで調べてみましたら、中国でも摂心会が行われていることを知りました。上海から約、500キロ離れたお寺でした。
 

中国では、文化大革命の後に残ったお寺はとても少なく、この摂心会も100分の一の確率での抽選でしたが奇跡的に選ばれました。

200人くらいで、全員で坐禅をするのです。

少し日本の坐禅とは景観が違いますが、私にとっては初めての経験になりました。

それからというもの、毎日の食事と家事以外の時間を坐禅に使いました
 

もちろん、養生講座など、外出する用事がある時は別ですが、そして、日本に行って写真を撮りたいという気持ちも継続していました。



上海、豫園と岐阜洞戸坐禅道場、懇親会でのスナップ

 

2014年、夏再び、不忍の池に蓮の写真を撮りに来日した際に、日暮里の構内で、近道はないものかと聞いたところ、谷中を抜けていくと早いよと教えてくれましたので、日暮里の南口から谷中へ向いました。

その道中、坐禅の看板を発見したのです。

もしかすると、坐禅は日本でも出来るかもしれない、

そう思った私は、さっそくその建物を訪ねましたが、閉まっていました。

写真を撮り終え、先ほどのちらしを頼りにネットで検索、そして、思い切って電話をかけてみました。

松井支部長に対応して頂き、直ぐに摂心会があるからと案内して頂いたので、ぜひとお願いしましたが、冷え性の為、冷房がダメな私は、その面でも不安があったのですが、冷房のない部屋もあるという事で、安心して、一週間泊まり、参加することとなりました。

結制から円了まで、参加して参禅させて頂き、公案の第一則もクリアーして最終日には懇親会にも参加させて頂いたことは、昨日のように覚えています。

その時から、講習の為に中国に帰る以外は擇木道場に宿泊させて頂き、坐禅中心の生活をさせて頂いたことは、嬉しさと共に、とても充実した日々を過ごさせたので、感謝を忘れたことはありません。

それに加え、興味のあった茶道も、それまでは縁遠く、また、知る機会もありませんでした、人間禅に入会したことで、翠松先生に師事することができて、茶道も学び始めることが出来ました。

前置きが長くなりましたが、人間禅との関りを紹介させて頂きました。

(2017―8・5、岐阜洞戸坐禅道場8月講演より)

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