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ブログ - 20171006のエントリ

 セロトニン合成に有効な食事とは?坐禅と最新脳科学㉑

 精進料理とはいわゆる、肉、魚介類を用いない植物性の食物。
野菜類・穀類・海藻類・豆類・木の実・果実など、精進物のみを用いた料理をいうわけですが、この精進料理を妊活子宝カウンセリングやアンチェイジンングのための漢方の一環としても見直すことにして、、“カラダ年齢マイナス
10歳!!とのキャッチフレーズで、この精進物料理、一汁一菜(副菜)蛋白源(主に大豆類)穀物(おかず)で構成する和食(日本伝統食)を最近顧客の方がたに推奨しております。
 在家禅の修行者として、大学の禅サークルに所属していた学生時代から半世紀になろうとする現在、後段で詳しくお話ししますが、この和食は最新脳科学でも注目されています、和食と禅の関係についても今更ながら目から鱗で真剣に見直しております。

従来よく耳にしたことですが、例をあげますと、栄西禅師によるお茶の木の日本への招来、一休禅師の大徳寺納豆の考案、永平寺の胡麻豆腐、漬物の元祖、沢庵和尚の沢庵漬などがまずあげられます。

道元禅師は若くして、単身中国にわたり、天童山の如浄禅師より曹洞宗の法を日本へ伝来されたのですが、帰国早々の嘉禎三年春、宇治興聖寺で永平大清規撰述の際、巻頭に「典座教訓」(てんぞきょうくんー食事係りの心得)一巻を収めて、禅寺での規則のなかでも、食事と食事係りの重要性を説いておられます。
 

お茶と禅の関係では茶道の祖、村田珠光、武野紹鴎、千利休居士らは大徳寺の一休禅師や南宗寺の大林宗套禅師に参禅して、茶の薬用効果から出発した喫茶の習慣を、日本文化の一芸能の道、「茶の湯」として大成しています。


 

平成十五年キレる脳・鬱の脳をきたえ直す「セロトニン欠乏脳」、平成二十年発行文献「坐禅をセロトニン神経から読み解く」を著作された医学博士有田秀穂先生は前書の「第9章サプリメントには手を出すな」、の章で、「セロトニン合成の材料はトリㇷ゚トフアンです。
 

トリㇷ゚トフアンは必須アミノ酸で、体内ではつくられません。食物から摂取するほかありません。」と述べておられます。
 

トリㇷ゚トフアンを多く含む食物は、バナナ、納豆などの大豆製品、チーズなどの乳製品です。

これらの食物を意識して摂るように心がけるとセロトニン合成が活発になり、セロトニン神経は働きをを十分に発揮できるというものです。

また、食べ物の組み合わせも、脳内でのセロトニンの合成には重要になります。
 

食物から摂取されたトリㇷ゚トフアンは血液を介して脳内へと入りやすくするには、炭水化物中心の食事がよいとされています。

食物にタンパク質が多く含まれると、トリㇷ゚トフアンの脳内への取り込みが悪くなることがわかっています。
 

そして、米、麺類、パンなどの炭水化物中心の食事が、脳内セロトニン濃度を高めるには好都合となります。

しかし、こうした食材だけをとっても、食材と修行が組合わせられていないと、当然セロトニン合成を増やすことにはならない。
 

この講演の最初から縷々申しあげている坐禅や数息観、武道の呼吸法、心身のリズム運動など、いわゆる修行として不断に継続することが求められるのです。




(西岐阜静坐会主宰・前岐阜洞戸坐禅道場長・日本中医薬研究会会員・葛西松堂講演より)

 
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