ブログ - 201704のエントリ
前回からがん治療の立役者、リンパ球について述べています。
リンパ球が活躍する条件として三項目をあげました、それは、「良いリンパ球(細胞)を造る。」「リンパ球の活性を図る。」「リンパ球の働く時間をしっかり確保すること。」でしたが、今回は「リンパ球の活性を図ること」より、お話ししましょう。
⑤リンパ球の活性を図る
リンパ球で特にがんを取り締まるのはNK(Nattural Killer)とCTL(CytotoxicT-Lymphocyte)組織障害性リンパ球)です。
その活性を図るのが、先ずは自律神経を活性化することです。
リンパ球は副交感神経支配ですが、より活性化する方法は交感神経活性化とのメリハリある刺激です。
副交感神経は夜間に活性化します。
一方交換神経は昼間に活性化するので、昼間ビンビン、夜はコロッとと寝るのがリンパ球活性の第一です。
また、体温も重要です。
1度の体温上昇で40パーセント活性が上がります。
逆も真ですが、さらに笑いは直接神経ペプチドを介してリンパ球の活性を上げます。
食事もまた重要な要素で、このこ類のβ―グルカン、ヨーグルトなどの乳酸菌類、少量ならアルコールもリンパ球を活性化します。

昨年度の「いちのみや親子坐禅会」での集合写真(会場・関市洞戸大野、岐阜洞戸坐禅道場)
ただし、リンパ球の活性は20歳をピークに加齢とともに下がります。
50歳代で50%、80歳で75%減となるようです。
歳をとるほどにより活性化を図る必要がありそうです。
⑥リンパ球の働く時間を確保する
一日に出来るがん細胞は3000個から30000個だというのはすでに述べたところですが、これを消失させるのがリンパ球の働きなのです。
そのために良いリンパ球を活性化する必要があります。
しかし、どれほど優秀なリンパ球でも働く時間が必要です。
それが夜間なのです。
しかも、最低6時間は必要となります。
とくに、最初の3時間は重要で、その後は浅眠状態になるパターンが多いので、トイレに行かれることもありますが、夜間トイレは2回くらいまでなら大丈夫です。
最低でも6時間は連続してお休みいただきたいものです。
この良好な睡眠ほどがん細胞除去に有効なものはありません。
人のいい人ほど、この睡眠時間を割いて他人のために仕事をしますが、早晩その習慣はやめにしましょう。
あなたががんで亡くなることくらい他人様のためにならないことはないからです。
まずあなたが元気でいることが一番重要なのですからよく寝るためには、他人様の仕事を断ってでも寝て下さい。
それが体のためであります。
- 1、痛み。2、不安。3、昼寝のし過ぎ。です。
不安は睡眠薬を服用する。昼寝は30分以内で。
その結果、リンパ球ががんを消失させてくれるということは、鎮痛剤も睡眠剤も昼寝もつまるところ抗がん剤といえるのです。
次回は西洋医学と補完代替医療についてお話しいたしましょう。(フナクリ通信より)

船戸クリニック医院長・人間禅名誉会員船戸崇史先生(岐阜洞戸坐禅道場にて)
路徑(けいろ)窄(せま)き處(ところ)は一歩を留(とど)めて人に興(あたえ)へて行(ゆ)かしめ、滋味(じみ)濃(こまや)かなる的(てき)は三分(さんぶ)を減(げん)じて人に譲(ゆず)って嗜(たしな)ましむ。
此(こ)れは是(こ)れ世を渉(わた)一の極安樂法(ごくあんらくほう)なり。
路徑(けいろ)は小路(こみち)である。
片方(かたほう)は深淵(しんえん)、片方は絶壁といったような危険な小路は、到底、二人並んで通る事はできない。
強いて通ろうとすれば、いのちを失う覚悟が必要である。
そこで、一歩を踏みとどまって、他人を先に通してやる。
滋味(じみ)濃(こまや)かなる的(てき)とは、滋味ある食物、すなわち、美味である、美味いものは我も人も一様にこれをのぞむ、そこで、たとえ、自分ひとりで食うべき食物にしても、三分(さんぶ)は減らして他人に与える。
このように、何ごとも控えめにして、一歩を譲り三分を与える。
これを謙(けん)といい、譲(じょう)という。
謙譲(けんじょう)をもって、世を渉るは、世を渉る、極(ごく)安楽(あんらく)な方法である
武田信玄の歌に「誰も見よ満つればやがて欠(か)く月の十六夜(いざよい)の空や人の世の中」というのがある。
易経(えききょう)には、「天道は盁(み)つるを虧(欠)(か)いで謙(けん)を益(ま)す」とでている
他人を押し退(の)けても自己が先に立ち、他人のものまで横取りしようとするが如き行為は、遂にこれ、天道に背くもので、一時は利益を得ることがあっても、何時か必ず天理の正しきに反って、良心の呵責、苦痛を覚えねばならぬ時が到るのである。

十六夜の月
十六夜には、「いざよい」と「じゅうろくや」の2つの読み方があります。
十六夜の月とは、新月からかぞえて16日目をさします。
「いざよい」とは、躊躇う(ためらう)という意味の動詞「いざよう」の連用形から名詞となったもので、なぜいざようが語源になったのかというと、月が出る時間は、毎日50分ほど遅くなるといわれているからです。
十五夜の月よりも、遅くあらわれることからためらってあらわれることから、十六夜となった、というものです。また、望月(満月)を過ぎたという意味から、陰暦十六日(特に八月十六日)の夜を「既望(希望)」と言う場合もあるようです。(気になる話題、おすすめ情報館より、写真も)
この度人間禅岐阜洞戸坐禅道場では、第121回坐禅会(参禅会)を開催します。臨済宗の正脈の師家を拝請して古来からの公案によって.転命開悟を図ることが出来る参禅会で一般社会では単なる坐禅会と認識されていますが、正脈の師家への独参する会は岐阜一円ではわれわれ人間禅だけであります。
老若男女、学生さんから主婦お年寄りまで、坐禅は初めてという方にも親切に初歩からご指導致します。
お気軽にご参加をお待ち申し上げます。
はじめての方の参禅とは;;
我々人間禅の総裁老師・葆光庵丸川春潭老師が一人一人面談のうえ、参禅願いを提出して、独参を許されると、公案を頂き、その見解を呈して、見解の深浅邪正を判別して指導頂きます。
●日時平成29年5月17日(水)から21日(日)13時まで
●会場 岐阜洞戸坐禅道場 岐阜県関市洞戸大野975
●参加費一般1,000円 食費1食350円 施設利用500円 懇親会1,500円
お問合せは以下にお願いします。
谷津真道 ℡090-3382-6595 メール cyndow1335@outlook.com

クルマでの交通案内ー東海北陸道 美濃インター下車20分または岐阜市街から256号線北へ40分
カーナビで・・・目的地「人間禅岐阜洞戸(旧東海)坐禅道場」またはTEL:0581-58^7014で検索下さい。


禅、勝鬘経の世界⑬
1.生母末利夫人
2.聖徳太子と勝鬘経
3.勝鬘夫人の願と行
以上、第一回より、今回は、4.勝鬘夫人の入信、3回目。
前段のあらすじ
夫人の願いに対して、仏は三世にわたって必ず加護するであろうことを請け合われた。
しかし、いくらお願いしても自分にやる気がなければ願いが達せられるはずはありません。
また願いが小さければそれだけの小果しか得られないものである。
ここで、仏が三世にわたって夫人に安心立命を与え、仏道を成就せしめると、広大無辺の慈悲を示されたのは、一に懸って勝鬘夫人の崇高な大願と、その赤心によるものであった。
この誠意さえあれば誰しも成道し大安心を得ることができるはずである。
註)
摂(せつ)
とらえる、おさめる。
仏性(ぶっしょう)
一切衆生(しゅじょう)が本来持っている仏としての本性。
加護(かご)
神仏が衆生を守り助けること。
三世(さんぜ)
佛教で前世、現世、来世 また、過去・現在・未来
親・子・孫の三代
安心立命(あんしんりつめい、あんじんりゅうめい)
心を安らかにし身を天命に任せ、どんな場合にも動じないこと、立命は儒教より出た語。
赤心(せきしん)
いつわりのない心、まごころ。
安心(あんしん、あんじん)
心配、不安がなく心が安らぐこと。安らかなこと。
成道(じょうどう)
成仏得道(じょうぶつとくどう)のこと。佛の悟りを完成すること。(広辞苑)
我れ巳に功徳を作(な)しき、現在にも及び余世(よせい)にも、是くの如くの衆(もろもろ)の善本あり、唯願わくば摂受せられんことを
爾(そ)の時に勝鬘及び諸の眷属(けんぞく)は頭面をもて仏を礼したてまつる。

仏の力強い加護の許しを得た夫人は歓喜し、さらに真心を披歴して「どうぞこの上ともよろしく」とお願いしているのがこの一節です。
文章の表面からいえば、自分は前世から功徳を積んでいたことに、今はじめて気が付き、目が覚めたおもいです。
この上はますます仏道の修行に励み、自利・利他の行(ぎょう)を達成したいと思いますから、このうえともよろしくお護(まも)りください。
と言って多くの侍女たちとともに仏を礼拝された。
ということですが、前世からの功徳とは何でしょう。
仏性を手に入れて見れば、これは今事新しく他から入手したものではなく、父母未生以前から備わっているものです。
それに気ずき、道眼(どうげん)が開けてくると、人の尊さ、自己の素晴らしさと言うものに感嘆せずにはいられません。
人身受け難く、仏法聞き難しといわれてますが、勝鬘夫人は数多い生物の中で人として生まれ、仏法を聞くことができ、仏性を見ることができました。
たとえようのない喜びをここに披歴されるとともに、更に更にこの善根を育て功徳を積んでいくことを心に誓っておられるのです。
つぎは夫人の発願に対する仏の授記です。
5.仏祖の授記
授記と言うのは仏道を修行している者が、その誓願をかえずに修行を積んでおれば必ずこういう証果(しょうかーさとりの果実)が得られるであろうと、未来を予言される言葉のことです。
これは、当時のインドの風習で、授記のことを記捌ともいっています。
(小野円照著「勝鬘夫人の告白」より)
~茶 道 と 禅~
茶の心を知ろう
茶道のお点前をお茶会では見る機会は多いが、果たしてそれだけで良いのだろうかと思い先人のお茶の資料を紐解いて読み合い話し合って[茶の心]を深め合う事を中心にして勉強会をしております。 今回は芳賀幸四郎著「わび茶の研究」について勉強致します。読む資料と補助資料は用意致しますので、是非参加してください。そしてどんな事でも遠慮なくお尋ね下さい。色々な意見やご感想・ご助言を頂ければ読みが広がり深まります。 芳賀幸四郎著「わび茶の研究」は茶禅一味の境涯から書かれた非常に深い内容となっております。人間禅の現在の総裁老師が解説を加える事で、芳賀先生が残された言葉をより深く味わうことを趣旨としております。 倉澤行洋・和田修二著「敵味方をこえて平和を織る]の第2部芸道の理念と実践 ご参考になれば幸いです。 |

[日程] 2017年5月20日(土)
午後 1時15分 受 付
午前 1時30分~2時30分 茶道と禅
[会費] 1000円
[場所] 人間禅擇木道場 JR日暮里駅南口3分
東京都台東区谷中7-10-10 TEL:03-3823-7647
[連絡先] 幹事 佐藤妙珠 携 帯 080-1021-9557
TEL 047-373-9610
尚、禅セミナーでは、毎回盛り沢山な内容で、皆様方をお迎えする用意をしております。前日19日(金)午後7時15分~8時15分まで剣道部勉強会、その後「東京で夜一番遅い座禅会」を行ないます。翌日20日(土)は9時~11時半まで「お経に学ぶー女性部」午後2時45分から禅フロンティアを予定しております。お時間の許す方は、是非ともご参加いただけますようお願い申し上げます。

念仏の札は、上人が熊野権現(ごんげん)に参詣して得たとこ
ろの利他の方便といわれている。
上人は熊野参詣の途で一人の律僧にあい、札を渡
し“一念の信をおこして南無阿弥陀仏ととなえて、
この札をうけ給うべし。“といった。
信をおこしてこの札を受けとれば、阿弥陀仏に救われるというのである。
ところがその僧は、これにこたえて“いま
一念の信心おこりはべらず、受けば妄語なるべし。“とて受けなかった。
つまり自分がほんとうの信をもっていないのに、それを受けとれば、妄語の罪を犯すことになるというのである。
この言葉を耳にして、上人はその念仏勧進の方
に動揺を来し、信仰にもひびが入った。
たまたま証誠殿の祈誓に当って、夢に「融通念仏
すすむる聖(ひじり)、いかに念仏をばあしくすすめらるる
ぞ。
御房のすすめによりて一切衆生はじめて往生す
べきにあらず、浄不浄をきらわず、その札をくばるべ
し。」と、示されたという。
この「御房のすすめによりてはじめて往生すべき
にあらず」といい、「信不信をえらばず」というの
は、千鈞の重みがある。
一遍上人のすすめによって念仏を信受奉行(ぶぎょう)し、原因である功徳をつんでそれによってはじめて果として浄土に救われるのではなく、我他彼此(がたぴし)の区別を絶した本来の相においてすでに救われているというのである。
だからそこでは、相対的な計(け)教(きょう)分別や解釈は勿論、
個人的な信・不信の念は絶えている。
因果一如なのである。
ここにはいかなる言説も、念慮もとどかない。


人間禅擇木道場の扁額「耕雲」と人間禅本部道場(市川市国府台)
これは念仏門のことであるが、元来真理に二つはない。
もとは釈尊に帰一し、禅と同一なのである。
臨済禅師は、端的にこれを次の如く直示する。
[仏 世に出でて大法輪を転じ、却って涅槃に入
って去来の相貌有ることを見ず。
その生死を求むるに終に不可得なり。乃ち無生法界(むしょうほっかい)に入り、処々国土(しょしょこくど)に遊履(ゆうり)し、華厳世界(けごんせかい)に入り、悉(ことごと)く諸法の空相にして皆実法(じっぽう)なきことを見る。
只、聴法無依(ちょうぼうむえ)の道人あり。
是(こ)れ諸仏の母なり。
故(ゆえ)に仏は無依(むえ)より生ず。
もし無依(むえ)を悟れば、仏もまた無得(むとく)なり。
もし是(こ)の如く見得(けんとく)せば、是れ真正(しんしょう)の見解(けんげ)なり。]
よく味わうべきである。
これを「無二無三(むにむさん)の道」という。
唯一絶対であり東西遠近をこえ古今を絶し、高下・善悪・左右・浄穢・因果を離れている。
一というと、又一にとらわれるのでこれを如(にょ)というが、『法華経(ほけきょう)』の久遠(くおん)実(じつ)成(じょう)とは、ここのところの消息(しょうそく)である。
この経は、いままで多くの経典で説いてきた声聞・縁覚・菩薩の教えを、仏の一乗に摂して、すべてを成仏せしめるという究竟(くきょう)の真実を明かしたものであり、「唯有一乗法無二亦無三(ゆいういちじょうほうむにやくむさん)」の道といわれ、「一大事因縁(いちだいじいんねん)の開示(かいじ)悟入(ごにゅう)」といわれている。
つまりは、妙法蓮華教(みょうほうれんげきょう)というのは、因果一如の見性の端的を示したものである。
だからこの経を構成している二大部門、即ち諸法
実相(しょほうじっそう)を明(あ)かす迹門(しゃくもん)と、久遠実成(くおんじつじょう)の仏の寿量(じゅりょう)を明かす本門(ほんもん)とは、相即不二(そうそくふに)なのである。
老漢はここを「無二無三の道直(なお)し」といった。
この「直(なお)し」というのは、直下(じきげ)に今ここ如是(にょぜ)ということである。
我他彼此(がたぴし)がない、即是(そくぜ)の端的(たんてき)においてまぎれがないのである。
耕雲庵英山老師の句に「我ここに 今かく在りぬ
日向(ひなた)ぼこ」というのがあるが、この「かく在りぬ」
というのは、この如在(にょざい)のところを境涯として詠じたものである。
(白隠禅師坐禅和讃新講―白田劫石 述 「第3段(1)辱(かたじけな)くもこの法を ー人間禅叢書第6編 文責 東海禅会IT担当 田中宗晃)
今月のはじめ、所要あって、家族と観光を兼ねて鳥取県・島根県へ行ってきました。
今回は車で行って米子市から安来市に入り、べた踏み坂を通って、ゲゲゲの水木しげるセンセイのふるさと鳥取県境港市へ行き、島根県に入り松江で一泊、翌日、出雲大社参拝、さらに西の浜田市まで行って、また一泊して翌日用事を済まして、午後から東を目指して600Km強を駆け抜け自宅に帰るというのが大まかな行程です。
島根県へは高校の時、修学旅行で行ったかもしれませんが、どうも記憶なくて、初めて行くようなものです。そしてまずその位置からしてわからない。一般的にも地元か周辺に住んでいない限り、北関東三県と同様に全国的に知名度は下位を争って知られていないようです。
それで現地に行ってまず目を引いたのは「鳥取は島根の右です」のTシャツ!次に島根に行ったら今度は「島根は鳥取の右です」とある!調べてみるとどうやら何年も前から使われているキャッチコピーのようですが、鳥取はゲゲゲの鬼太郎、島根は鷹の爪団の吉田君を並べていてなかなかインパクトがありました。
この二泊三日、どこをとってもなかなか楽しめましたが、印象に残ったものに古代出雲歴史博物館の展示がありました。ここでご紹介したいのは、1300年前、西暦713年の奈良時代に当時全国60余りの国で各地の風土記が書かれた中で、唯一完全に残っている「出雲国風土記」です。実に詳細な国勢調査記録といったところですが、こういうことを書き残すことができ、今に伝わっているということは、同じく展示されている当時の先端技術の結晶たる青銅の剣(膨大な数!)と合わせ、出雲の文化レベルの高さを示しているものと思います。
今地政学ということがよく言われます。特に東アジアの中の日本の位置、日本が果たすべき役割もしくは示すべき理想は世界の重要な問題です。例えばそういうようなことに当時の出雲の人々がどう取り組んだのか、歴史の古層たる神話の伝承を介して、想像をかき立てられます。
ところで、毎年GWの連休は千葉県市川市の人間禅本部道場にて、全国の道友が集っての本部摂心会と各種行事があります。(出雲の神有月のようなもの?今年は4/27夜から5/6まで)こんな特別な用事でもなければいかないところへ行って、知らない地理を知ることも楽しいことです。坐禅に興味があって、いったことがない人には、いい機会ですからおすすめします。
さてまた“湘の南、潭の北 中に黄金あって一国に満つ 無影樹下の合同船 瑠璃殿上に知識なし”とは禅の偈頌(詩)です。真の意味は実地に正脈の師家に参禅して、縦に咬み、横に嚙んで味わいを知ってもらいたいものです。
人間禅の摂心会(坐禅会)はどこでもどなたでも参加できます。
ぜひ時間を作って(お気軽にでも)お出かけください。
(ただ残念なことに島根、鳥取には支部も坐禅会もありません。それでも地元で坐禅会をいたいという方があれば、人間禅は全国どこでもサポートいたします)
どれだけ強調してもしすぎる事のないがん治療の基本のお話しを3回にわたってしています。
前回までの復習をします。第1回目は、
がん治療の基本認識として、1)人はなおるようになっている(自然治癒力)、2)がんにならない人はいない、3)がんは治らなければ逝くが、がんは治ってもいずれ逝く、というものでした。
第2回目は、
がん細胞の特徴として、①酸素が嫌いー低酸素が好き②熱が嫌いー冷えが好き、③砂糖大好き(がんは大食漢)でした。
さて、今回、第3回は、
がん治療の立役者、リンパ球です。
いかにリンパ球に活躍してもらうか?
④良いリンパ球(細胞)を造る
⑤リンパ球の活性を図る
⑥リンパ球の働く時間をしっかり確保する
④良いリンパ球を造る
わたくし達の身体は何でできていますか?
そうです、細胞です、が、その細胞は食事でできています。。
身体=食事であり、細胞=食事であり、リンパ球=食事です。
お手軽なジャンクフードばかり食べれば、お手軽な体になり、ジャンクな身体になります。
ちなみにジャンク(Junk)は、英語で「からくた」「屑」という意味です。
はたして屑リンパ球でどこまでがんに対抗できるかです。
心配なら、健康的なリンパ球を造ることです。
そのためには、現在の食事で健康的な食事をすれば良いということになります。
極力無添加、無農薬、地場産で生産者の顔の見える旬の食材が最高です。
昔ながらの日本食はいいですね。
とにかく、今日の食事が大変重要です。(フナクリ通信より)

船戸クリニック船戸崇史先生





蓑輪清稟(みのわせいりん)です
平成29年4月12日(水)から16日(日)までの会期で、人間禅総裁葆光庵丸川春潭老師を拝請して名古屋市西区中小田井、善光寺別院願王寺にて、第5回名古屋禅道場摂心会(坐禅会)が開催されました。15日(火)には、名古屋中央倫理法人会会長・茶道松尾流松尾善宣宗匠により「茶道と禅」のテーマで講演会が開催されました。