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ブログ - 「水上渉る孤独なる達磨」老禅子が歌集「仏桑華」を発刊

「水上渉る孤独なる達磨」老禅子が歌集「仏桑華」を発刊

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2017/3/12 21:16

水上行

わが生に深く食い込み唆(そそのか)す 水上(みずのえ)渉る孤独なる達磨

「私」へしずかにむかふあかときの一炷香のけむり漂ふ

※一炷香(いっちゅうこう)とは線香一本(約45分)坐禅すること

仏桑華

苦しみて得しものすべて捨て果てて冬至のあはき陽に沐浴す

落葉(らくえふ)の上に腐れし葉がつもりどろりと暗き日本の沼     



          


蓮昌庵堀井妙泉老禅子が「堀井美鶴歌集・仏桑華(ぶっそうげ)」を出版されました

「あとがき」より

 本書は前歌集「火裏の蓮華」につづく第五歌集になります。平成十七年から平成二十八年迄の作品を手直しをし、捨てるものは捨て、四百十首収録しました。制作順にはこだわらず、心の赴くままに四章に分け、前半には比較的近年の作品を置きました。
 歌集名にした「仏桑華」は中国南部の原産ですが、赤、白、黄、淡紅などの色とりどりの大きな花をつけてハイビスカスの別名で親しまれています。
 花のいのちは、たった一日かぎり、その短いいのちは涙ぐましいほど精いっぱいに炎えて一生を終えます。いつしらず米寿を過ぎ肉体の衰えは必定なれど、歌を詠む精神(こころ)は終焉の日まで端端しくありたいと希い、この題名にいたしました。
 昨年、長年棲みなれた北海道より、娘一家の住む宇都宮市に移住し、風土や気候の違いは覚悟していましたが、老年の転居は思ったよりもつらく淋しいものでした。そんな老夫婦の慰めにと娘が丹精こめて咲かせてくれる仏桑華に日日力づけられています。
 好きな禅語に「花知鳥待花」――花は鳥を知り鳥は花を待つーーがありますが「親は子を知り子は親を待つ」と読み変えて好日を過ごしております。
(下略)
 平成二十八年十月吉日
              堀井美鶴
著者略歴
1928年 北海道函館市生
1949年 「新墾」入社、小田観蛍に師事
1963年 「潮音」入社、太田青丘に師事
1967年 新墾賞受賞
1975年 北海道歌人会賞受賞
1980年より「新墾」選者を務める
1975年 に発足した「現代短歌・北の会」に入会
1990年 「新墾」退社
1990年 同人誌「英」を檜葉奈穂氏と創刊、
      編集発行人となる
2012年 「英」が終刊となる
 歌集「秋の刺客」(1960年)、「五陵星水」(1985年)、「黒潮」(1996年)、「火裏の蓮華」(2004年、第20回北海道新聞短歌賞受賞)
 
平成二十九年三月一日 印刷発行
歌集 仏桑華(ぶっそうげ)
定価 本体二千七00円(税別)
著者   堀井美鶴
〒320-0051
栃木県宇都宮市上戸祭町2936-169
発行者    堀山 和子
発行所   短歌研究社
〒112-0013
東京都文京区音羽1-17-14  音羽YKビル
電話03(3944)4822・4833
振替00190-9-24375番 
印刷社  豊国印刷
製本者 牧製本

          (編集子)
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