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ブログ - 考える葦と感性の世界

考える葦と感性の世界

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2019/11/11 11:19

 考える葦と感性の世界      

 
考える葦と感性の世界
 
人類の文化を強いて分ければ、サイエンス系の文化とスピリッツ(宗教、道)系の文化の二つに分けられると思います。
 人間、個人に備わるものに「知慧」がありますが、その知(知識)の領域がいわばサイエンスであり、慧の領域がスピリッツ(宗教、道)であるともいわれています。
 サイエンスの領域には、すべての学問の共通するところに「考える・思考する」という言葉があります。
 それぞれ自分が考えていること、あるいは発見したことを言語によって相対的に尺度して第三者に正確に伝えることができる、そういう領域です。
 これに対してスピリッツのほうは、各種武道、技芸道(美術工芸、歌舞音曲などの芸能の道)、すべての宗教を網羅して、その共通して幹のところに「三昧(ざんまい)」という言葉をいれております。
 武道においても、技芸道においても、深く入ればはいるほど三昧という要素が色濃くでてきます。
 すべての宗教は、それぞれ、三昧に到る独自の方法をもっています。
神道の滝行なども三昧になるひとつの行でしょう。
 つまり、三昧という言葉が共通項としてあり、深く入れば入るほど、その境地を言葉でもって相対的に表現できないという意味で絶対であり、これを絶対樹(絶体界の樹という意味)と位置づけ、サイエンスのほうを相対樹としています。
 すなわち、左の相対樹はいわば知性の領域であり、人類はこの領域で宇宙科学、生命科学、IT技術を発展させてきています。
「人間は考える葦である」と表現できる領域です。
 これに対して、右の絶対樹は感性の領域であり、紀元前5世紀の世界宗教誕生以来、人類は精神文化を高度に発展させて今日に到っています。
 
 丸川雄浄・葆光庵丸川春潭「人づくり肚づくりと禅-第1章「相対樹と絶対樹」から「人づくり・肚づくり」を読み解く」より 
 
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