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ブログ - 子育て=親育て

子育て=親育て

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2019/9/7 7:56

『あけぼの』第5号 より 
平成105
人間禅教団 婦人部
 


3子育て三昧


 ところで、いよいよ21世紀の足音が迫ってきた。

現在の日本の現状では、政治・経済をはじめとして、あらゆる分野で、世紀末現象ともいうべき問題がふき出している。

このままで果たして21世紀に明るい展望が開けるのか、人々の心に暗い影を投げかけている。
 次代を生み育てる婦人の立場から考えると、今日青少年に起こっている様々な問題・事件は実に胸の痛くなる深刻なものである。

今まで経験したことのない凶悪なもの、猟奇的なものが続発して、日本中をふるい上がらせた。青少年の行動は大人社会の反映であり、ここまで青少年を追いつめた家庭生活・教育現場・社会情勢などが強く反省させられる。

そして、何が最大の要因か、犯人さがしのような分析がさかんに行われているが、ことは単純ではなく、にわかに特定し難く複合的である。子育てに深く関わる婦人として、どう考え、どう行動したらよいのか戸惑うばかりである。

しかし嘆いてばかりもいられない。他の要因の関与の大きさもさることながら、子育てに限局すれば、母性のあり方が最も重要と思われる。自分の胎内から生まれ出た子がいとしくない筈もないが、乳児期、親がとくに母親がゆったりとしっかりと子をみつめ抱きしめているか。それが問われている。
 昔から「三つ子の魂百まで」という諺があるが、性格の基礎・人間形成の基礎は3才児までに造られるという。

このごろ胎教が重要だと再認識されて、胎児は母親の鼓動の音をきき、母親の安定した心の動きに育てられることがはっきりとわかってきた。
 誕生してから昔のように大勢の親族に囲まれての育児は姿を消し、核家族で仕事をもつ両親に育てられるのが一般だ。子どもが疎外されていないか。乳幼児期の子育ての良否が、人間らしい心の育成や、後の人間形成にかかわり、重大な影響をもつといわれる。
 15年も前に、医師久徳重盛氏が『母原病』『お母さんがこわい』という本を出版し、子育て崩壊・家庭崩壊を警告し、日本中に衝撃を与えたが、今や更に事態は悪くなっている。現代日本の青少年は、『母原病』におかされ非行に走る者が増えていると思われる。母性とは、子育てとはと婦人自ら問うことが強く求められている。
 託児所・保育園設備、婦人の就業・再雇用など、社会施策の推進の重要性は論をまたないが、制度や設備では届かない親子の絆の大切さはもっと強調されなければならない。
 結局、親とくに母親自らの生き方を問うことに帰着するのではないか。子育ては両親そろってするもので、母だけの問題ではないという論はもっともだが、何といっても母親の力をそそがなければ、よい子育てはできない。

保守的といわれるかも知れないが、私は事情が許せば、一時外の仕事から離れて、子育て三昧に徹することをすすめたい。

子育てはすばらしい仕事だ。

子育て中の婦人は人生の中でもっとも輝いている。

「お母さん区域」といって病気にならない時期であることもわかっている。

子育てによって母親も生長する。

 

 
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