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ブログ - 両忘庵釈宗活老師の短歌(四)

両忘庵釈宗活老師の短歌(四)

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2019/3/7 22:11

 

両忘老師の短歌(四)

山媛のおくりものかや草の庵も錦をまとふ庭のもみぢ葉
(この秋庭前の紅葉わきてうるはしきままに)
 
秋もいよいよ深くなり、寂びれた庵のまわりも、彩とりどりの紅葉
で華やかな錦をまとっているようであり、それは山媛の贈り物かもし れないと詠まれています。〈山媛〉とは山を守り、山を る女神の
ことでありますが、両忘庵老師は源氏物語にも造詣がふかく、源氏54
帖の中から歌や絵画を製作されておられるので、物語の雅の美意識
がご自作の歌に漂っていても不思議でないように思います。
下句の〈錦をまとふ庭のもみじ葉〉を、四季の移り変りの景として額面通りに取

ってもよいけれど、美しい高貴な女性の訪れに、寂れた草庵もひとと
き錦をまとったように華やいだのですと、想像をふくらませてみるの
も味わいがあると思います。

 

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