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ブログ - 禅道場を熱海に造りたい、周黄玉禅子講演②

禅道場を熱海に造りたい、周黄玉禅子講演②

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
人間禅東海岐阜・三重 2017/10/2 13:03

 
自分の禅道場を熱海に造りたい、周黄玉禅子講演②
 

私が日本に来るきっかけを作ってくれた友人が東京都内で中華料理屋を営んでいるのですが、そこを訪ねた時に主人と出会いました。
「坐禅をしているそうですね?」と聞かれ、「はい、そうです。」と答えたところ、「是非私も参加できないでしょうか?」と聞かれたので、日曜の朝の坐禅会を紹介しました。

それからというもの、毎週日曜の朝の坐禅会に彼も参加するようになり、それが縁で現在に至りました。

結婚して擇木道場から歩いても僅かな処にマンションを借り、毎朝五時前に家を出て2炷香の静坐をし、一旦家に戻るのですが、そうすると夜勤を終えて帰宅する主人と同じ時間になります。

夕食は主人が出勤する前の4時半頃に一緒にとります。そうすると、火曜や金曜の夜の坐禅会、水曜の茶道の稽古や摂心会にも支障なく参加する事が出来るので、とても都合が良かったのです。

とにかく、結婚後も毎日擇木道場に行き、坐禅を続けていましたが、家が少々手狭く、毎月家賃を払い続ける事がとても無駄に思え、日暮里にマンションを購入しようと思ったことが新たな局面を迎えたのです。

丁度、建設中の新築のモデルルームを見学していた時、主人が私に言いました。
 

「本当に、ここでマンションを買うつもりなの?」私はその言葉を意外に思いました。

意味が解らず、真意を正すと、「ここを買うと、俺の一生がここで終わるのかと思うと、やはり俺は嫌だな。」とのこと。

「じゃあ、今の処にそのまま住むの?」と聞くと、「お前がそうしたければ、とめないが、俺はでていくよ。」という信じがたい話でした。

「出ていくって、何処かにあては あるの?」と聞くと 、「何処か暖かい処のお寺に行って、無職でいいからおいてもらって、寺の使用人として働かせてもらうよ、それもいいだろう。」

「本気で言ってるの?暖かかい処ってどこ?」「九州か沖縄だな。でも、さしずめ、近場なら、熱海だな。」この人・・・何を考えているのだろ・・・と思いつつも、喧嘩をしても仕方がないので、気分転換も兼ねて主人の次の休日に熱海に行ってみようということになりました。

その日が来るまで、住む家の事で主人と話しました。私は、マンションを買って、茶室を作ってもらい、坐禅と茶道が続けられたらというのが夢なのだと自分の思うことを伝えました。

中国ではお寺も本当に少なく、それがやっと、擇木道場と出会い、茶道も習い始めたばかりなのに、私はとても困る、と主人に話しました。



  
有楽流茶道の袱紗捌きを習う周黄玉禅子、右は中国の港町で、下、坐禅会の
禅堂で


 

すると主人は「自分で自分の場所を作ったらどうだ、少し発想を変えてみたら?」と思ってもみないことを言われ、びっくりしましたが、確かに中国では無理でも、日本では、やろうと思えば、何でも出来るのでは⁉という考えが私の頭の中に広がりはじめ、考え方は色々あるものだと、とにかく、休日を待って熱海に行ってみようという考えに変わりました。

私はこれまでも、何度か日本に来た時に、熱海で長期宿泊をして、そこを拠点にして、箱根や富士山、伊豆に行き、例えば河津桜の写真を撮りに行ったりしていました。そうすれば、いちいち荷物を持たなくても、カメラと必要なものだけを持って移動できるのです。

そんな方法で行動していましたので、おそらく、実は主人以上に熱海の事はよく知っていると内心自負していました。

全くそんなことを知らない主人は、「どうだ、熱海はいいだろう?気候も温暖で空気も綺麗だし、どうだ!新天地は!?

なんて、気楽な人だろうと思いながら不動さん屋さんを何軒か、覗いてみました。

熱海は空き家率が日本一だそうで、開発済みの建売住宅の分譲地も出ていて、おまけに、もともと保養寮として使われていた物件や、リゾート用マンションなどの中古物件も多く東京などとは異なり、買い手市場でこちらが選べることも知りました。

自宅に帰り、主人に言われていたことを頭の中で整理しました。

やはり、私が求めていることは、坐禅でした。

禅の道を究めるということではなくて、できれば、食生活とともに、一人静かに坐る場所、それも、好きな時に好きなだけという自己自身の気持ちを再確認しました。

自分で道場を持つということは、また、違う世界も見えてくるかもしれないという気持ちもだんだん強くなっていき、次に熱海を訪ねた時には、明確に道場として使えるという条件で不動産屋さんを訪ねました。

すると、15畳の部屋と茶室のある中古物件が見つかりました。

これを自分の道場にしようと考えたのでした。

講演 Everyday ZEN in ATAMI (今日は坐禅始めて何日目?)より

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